できあがり!

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春らしいウェルカムボードにできあがりました。

花嫁さんにとても喜んでもらって、ホント良かった。

いつもと違う制作、好きな人のために作るって、楽しかったなぁ。

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刷ってみた。

いい感じにできて嬉しい!!

 

透明水彩で着色しようかなぁ。

 

式は今週末。

たくさんお世話になった花嫁さんに、

たくさん愛を込めよーっと!!

 

 

Welcome board

ビオラ

 

この春、知人がご結婚されることになり、

ウェルカムボードの制作を頼まれました。

 

披露宴は3月。

今回は銅版画でやってみようと思います。

 

walcome board

 

 

春に咲き誇るビオラを散りばめて。

 

開催中のFEI PRINT AWARD、私の作品がHPにアップされています。

嬉しい(^^)

頑張って作ってよかった。

http://museum.f-e-i.jp/exhibition/fei-print-award-2/

 

こうやって見ると、なんかちょっとだけ客観的に見れるね。

 

おし、またがんばるぞ!

やっとこさ

猛暑のはずだった夏はいつのまにか去り、すっかり秋めいていますね。

FEI ART MUSEUM YOKOHAMAで今日から開催される、

第3回 FEI PRINT AWARDに出品させていただくことになりました。

 

2014年9月16日(火)ー10月5日(日)

10:00-19:00 ※月曜休廊

FEI ART MUSEUM YOKOHAMA

神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 1F

http://museum.f-e-i.jp

 

搬入ぎりぎりまで刷って、刷って、刷って、

額装して・・・やっとこさ発送した。

はぁはぁ言ってた気がする。

できたてのほやほやですので、見て下さると嬉しいです☆

 

 

わたしは今まで、私の中にあるテーマというか哲学というか・・・

そういうものを伝えるために表現してきた。

 

最近は見る人のために作りたいと思う。

人はいろんなものを抱えて生きていて、

それが大きいのか小さいのか、重いのか軽いのかは

わたしには計り知れない。

 

心に寄り添えるような、温もりを感じられるような、

そんな作品を作りたいと思う。

 

マシュマロの5日間

新年も早々に明けましたのに…

 

今更ですが…

 

昨年の展示会の様子をお伝えします。

 

毎年開催される天草大陶磁器展と抱き合わせのイベント、

“街中ギャラリー”に参加しました。

天草市本渡の銀天街という、アーケードの空き店舗をお借りして展示。

 

陶芸家の女の子と、服飾デザイナーの女の子と、私の3人で。

 

 

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 2013年11月1日〜5日

 

昨年から参加しているのですが、今年はまた違った5日間でした。

 

ひさびさの再会、どきどきする出会い、わくわくする繋がり…

 

夢の中にいるような、ふわふわした弾力のある日々。

 

また味わわなきゃ!また噛み締めなきゃ!

 

ありがとうございました☆

 

 

 

光を求めて・・・

 

“雁皮刷り”とは…

雁皮紙という、オブラートのように薄い和紙を使って刷ります。

インクを詰めた版に雁皮紙をのせ、

水で溶いたのりを刷毛で塗って、

最後に版画紙をのせてプレスします。

インクと紙の間に、雁皮紙をサンドウィッチするのです!!

 

言葉で説明するのは難しいので、次回その全貌をお伝えしたいと思います。

 

 

3版目の銅版。

雁皮紙によって、今まで刷ったものが淡ーい色合いに変化します。

the breathy forest 3

 

 

最後の4版目。

the breathy forest

完成です。

 

 

刷りという行程は、トンネルのよう。

薄暗い中を、光を求めて進んでいく。

その光は、あるかもわからない、存在不明な光。

わたしにしか見ることのできない光。

見えたときは、しっかり手で捕まえる。

そして、また必ず会えることを信じて手放す。

 

 

トンネルの中・・・

 

今回出品するコンペは、和紙を使ったミニプリント展です。

熊本県唯一の手漉き和紙、“宮地手漉和紙”を使いました。

江戸時代から続くこの和紙は、八代市の妙見宮近くの工房で、おじいさんが一人で作っていらっしゃいます。

素朴で、おじいさんの手の温もりが伝わってくる、素晴らしい和紙です。

この和紙と出会い、「この紙で刷りたい!」と思ってから2年半・・・。

 

やっと刷りました。

やっと完成しましたーーー!!!

 

 

1版目の木版凹版。

彫刻刀との丸い彫り跡が好きです。

絵の具にちょっとパールホワイトを混ぜて、きらきらさせるのです。
the breathy forest 1

 

 

苦戦した2版目、ラワンベニアのグラデーション。

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1回目の刷りで、手漉き和紙の表面とベニアの表面がくっつき合い、

毛羽立つというハプニングが。

紙の湿し具合やプレス圧を変えたり・・・。

そして多少の毛羽立った感は目をつぶることに。

 

 

この次は銅版を2版重ねます。

が、しかし!もっと毛羽立つことに気付きました。

銅版の表面と、和紙の表面は、どちらも凹凸があります。

お互いがひっかき合って、くっつき合って、剥がれてしまうーー!

 

いつも思います。

“刷り”という行程はトンネルだと。

 

悩んだ末に、初の“雁皮刷り”で仕上げることに決めたのでした。  つづく・・・

LOVE & BEAUTIFUL

esquisse

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもはざっくりとしたエスキースで、感覚で版に起こしてきたけど、

今回はちょっとだけ丁寧にやってます。

下絵もじっくり作ってます。

 

森々ー2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはもうすぐ小品のコンペがあるので、それ用の作品。

久しぶりに木をモチーフにしてます。

山登りしたときの、森の木です。

私が美しいと思った風景や見たときの感動を、作品を通して伝えるのは難しい。

だからこそ美しく、愛おしく作りたい。

esquisse

ようやく、時間が取れるようになってきたので、アトリエの掃除しながらエスキース。

構想やコンセプトを考える、この行程が好きです。

 

学生の頃の作品をまじまじと見ると、「ぷっ!」と吹き出しそうになる。

刷りがズレてたり、変なところで切れてたり・・・。

 

でも、熱が感じられる。

やかんにお湯沸かして、ぐらぐら沸かしすぎて、いつの間にか蒸発してる。

そんでまたやかんに水を足して、火を付ける。

みたいな熱いヤツ。

 

大丈夫。そんなやつに、きっと負けない。

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